「君の名は。」がスペイン第49回シッチェス・カタロニア映画祭でAward for Best Feature Length Filmを受賞しました!
「君の名は。」がスペイン第49回シッチェス・カタロニア映画祭で最優秀賞を受賞しました!
これはアニメーション部門で最優秀賞にあたるAward for Best Feature Length Filmを受賞したのです。
いやはや凄いですね。
海外では、映画における感覚というのは日本人とまったく違います。
日本人がかんどうする場面でも、海外の人が見ると笑ったり、理由がわからなかったりするものです。
これは、逆を言うと日本人がどうして?と思うことでも海外の人にとっては当たり前だったり、予備知識として普通にあるものだったりします。
そのような感覚を越えて、受賞できるのは「人が感じる心情模様」を共通事項として描けているからにほかなりません。
10代の若者が抱える、好きという気持ち。
人がすれ違う切なさ。
運命の人だと認識できた感動。
これらは世界中の人が共通の気持ちとして持つもの。
だからこそ、受賞することができたのだと思います。
10月14日までに149億円の興行収入を突破!
スペインでの受賞もすごいことですが、とうとう149億円の興行収入まで来ました。
崖の上のポニョとアバターを抜かすのは、ほぼ間違いありません。
他の見方では200億円突破もあり得るという話が出ていますが、果たしてどうなることでしょうか?
監督をはじめ、多くのスタッフ、コミックス・ウェーブ・フィルムの方たちは、この作品を成功させるためにずっと努力を積み重ねて来ています。
本当にうれしいでしょうね。
モノを作る地道な毎日という努力
作品を作ると言うのは、一朝一夕ではできません。
それこそ単調な毎日を1年~2年ほど続けて来なくてはいけないのです。
これに耐えれる人というのは、それほど多くはないのです。
特にオトナになってから耐えれる人は少なくなる傾向があります。
だからこそ、多くの人は作品に感動し、作品を作り上げた人たちを称えるのです。
言ってみれば絵を描き、色を付け、動きを付けていく。
その繰り返しです。
単調な毎日の中で、つくっている作品に惚れ込み、信じて積み重ねていける人だけが、素晴らしい作品を作ることができるのですね。
気になるのは次回作
今年いっぱい新海監督は「君の名は。」で、仕事がまわっていくと思います。次に作品のことを考えたくても考えられない日々が続いていくと思います。
そんな限られた時間の中だからこそ、アニメーション監督としての『作りたい」という想いが強くなっていくはずです。
そして次の作品はこんな話にしたいと今日れるな想いが湧いてくることでしょう。
モノを作る人というのは、そういう人種なんですよね。
次の作品はどんな話になるのでしょうか?
なんとなくですが、家族ものには行ってほしくない気がします。
細田監督も結婚して家族ものを描くようになって、「時をかける少女」のようなドキドキした感覚がなくなってしまいました。(私見です)
サマーォーズは、恋愛とあこがれもありながら、
家族愛を描けていましたが、それ以降は好きになれませんでした。
果たして新海監督の次回作は何になるのでしょうか。
ほんとうに期待しかありませんね!