君の名は。興行収入179.6億円を突破!これは歴代5位まで食い込みますよ!
君の名は。の興行収入が179.6億円を突破しましたね。
ほんとうにすごいですわ。
どんなに難癖つけようとも、多くの人に支持された作品というのは、評論家のしたり顔を消していくのですね。それが興行収入179.6億円。歴代興行収入ランキング7位という記録を打ち立てたのでしょう。
2016年11月14日現在の興行収入ランキング
それでは、興行収入ランキングを見てみましょう。
1 千と千尋の神隠し 東宝 308億円
2 タイタニック FOX 262億円
3 アナと雪の女王 ディズニー 254.8億円
4 ハリーポッターと賢者の石 ワーナー 203億円
5 ハウルの動く城 東宝 196億円
6 もののけ姫 東宝 193億円
7 君の名は。 東宝 179.6億円
8 踊る大捜査線THE MOVIE2 東宝 173.5億円
9 ハリーポッターと秘密の部屋 ワーナー 173億円
10 アバター FOX 156億円
11 崖の上のポニョ 東宝 155億円
12 ラスト・サムライ ワーナー 137億円
これ、5位も狙えるのではないでしょうか?
新海監督はこう発言していました。
「何か大きな穴みたいな物が、ちょうど同じ形ではまったのではないか?」
これはあると思いますね。
人を騙したり、戦ったりする凝りに凝った映画にちょっと飽きてきていたのでしょう。
私たちが心から欲しかったのは、明日への希望。何かを達成する力。つながりだったのかもしれません。
『誰もズルしない』そんな作品は大きなながれを生む
『日経エンタテインメント!』(日経BP社)が選ぶ「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー2016」の授賞式が12日、東京ミッドタウン ホールで行われましたが、そのインタビューの中で、新海監督は『誰もズルしなかった』と仰っています。
これはなかなかできることではありません。
一つのゴールに向かってものを作るときに、関わっている人たちの意識、熱量を束ねるのは並大抵のことではないからです。
ズルしない。これは、皆が毎日真剣に、前作を超える作品にしたいと強く思わなければ出てこない言葉です。
人はどうしても「これくらいでいいだろう」と思ってしまう生き物だからです。
新海監督、川村元気プロデューサー、コミックスウェーブフィルム川口典孝社長、スタッフ、声優さん、RADWIMPSなど多くの人たちが苦しんで到達した作品だったからと言えるでしょうね。
今携わった方たちは、別の意味で忙しいと思いますが、また新しい作品がつくられることになると思います。
そうなったときに、「君の名は。」と超える作品にすべく、邁進することができるかどうかにかかっています。
モノをつくると言うことは本当にエネルギーのいることです。
評論家の人は、見てただ「あそこの辻褄が合わない。これはおかしい」などと書き綴ります。
でも、「君の名は。」だけではなく他のアニメ映画、映画、小説、漫画は面白いと思う人が読めばそれで良いのではないでしょうか。
売れたからもうファンじゃなくなったと言う人がいますが、あまりにも器の小さい話です。
いや、気持ちはわかりますよ。
自分の好きな作品の監督、女優さん、俳優さんが自分から離れていく感じがするのですよね。
でもそれは、ちょっと違います。
離れてしまうのは、有名になる監督や女優さんではなく、あなたなのです。
好きなものは、ずっと好きなままで良いのです。
その監督や女優さんの方向性があまりにも変わらない限りずっと好きで良いのですよ。
・・・・また話が脱線しましたね。
これからの新海誠監督に心から期待します
おそらくこの流れでいくと、「君の名は。」は興行収入が200億円を突破するでしょう。
まだ2016年は1ヶ月半あります。
この間にクリスマスもあります。
ほぼ間違いなく行くでしょう。
そうなると歴代5位の記録になります。
本当に凄いです。
今後の新海誠監督に期待することは、余計なプレッシャーを感じることなく男女や人が感じるすれ違いや心情模様の物語を日常をベースにまた別の角度から作ってほしいです。
「プロモーションが4か月続き、ずっと『君の名は。』だけの日々になってしまいました。年内には次の作品の企画案に入らなければ3年以内に出せないので、焦っている毎日です。まだ白紙ですが、観客の皆さんが何を臨んでいるのか、楽しんでもらえるのかを、この1・2か月で耳をすませて、目を開いて感じていけたらと考えています」
こんなインタビュー記事が載っていました。
このまま、3年以内に発表されないと、寂しいですよね。
じっくりと練りに練って考えた脚本、ストーリー構成があると面白い映画ができるので、ぜひ新海監督には没頭して次に映画を作って欲しいです。
体調をくずさないよう体に気をつけて頑張ってほしいです。