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新海監督最新作始動!石原裕次郎賞を受賞後の発言に注目!2017年は深く潜りますという発言に本気を見た!

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新海監督が「日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞では新海誠監督が監督賞を受賞」しました。

2016年にヒットした映画に贈られる賞です。

このニュースは色々なところで、出ているので知っている方も多いと思いますが、
僕が注目したのは、「2017年は深く潜る」という部分です。

次の最新作を作るために、「作る」ことに集中しますと宣言したのです。
おそらく色々な賞や特集、挨拶にでることを控えなくてはいけないと焦っているのだと思うのです。

そろそろ賞の授賞式に出ず、本来のクリエイターとしての仕事に戻りたいというのが本音でしょう。
何かを生み出す仕事についた人は、ある一定の成果を実感した後はまた作ることに没頭したくなるものです。

これだけ大きな結果を残した今も、またアニメーション映画をつくることに集中したいと言えるのは
まさに新海監督の才能と言えるのではないでしょうか。

いよいよ、次回作を作るために新海監督が動く出しますね!!

満足する人と更に渇望する人に分かれる

人には2種類のタイプがいます。
目標を達成してしまうと、満足して良い作品がつくれなくなる人と
達しても過去の作品を否定、忘れてしまい、次の目標を目指す人がいます。

これは良い悪いではないんですよね。

まず生み出せること自体が才能です。
一発屋という人がいますが、一発屋にすらならない人もいるわけです。

何もしない人>結果を出せなかった人>一発屋>続けて作品を出せる人

単純な言い方をすると、こうなります。

新海監督は間違いなく、続けて作品をだせる人です。

興行収入が210億円を突破したそうです。
そのおかげで、東宝の社員さんはボーナスがかなり高くなったとか。

すごく良いことです。
いい作品で売れると皆が幸せになると実証されました。

でも、クリエイターはそこに留まっていてはいけないのですよね。

良い作品を作るためにはある程度の時間が必要

「2017年は深く潜ります」は、次の作品のために集中するので、仕事に没頭させてくださいというお願いに聞こえます。
余計な特集はもう良いから仕事をしたいという本音が垣間見えました。

新海監督は言葉遣いがとても素晴らしいので、嫌味なことは言いませんが、次の作品を作りたい気持ちは相当高まっていることでしょう。

没頭してほしいと思います。
本気で作って欲しいとおもいます。
また引き込まれるような作品を作って欲しいと思います。

仕事から離れて、考える時間も必要です。
他の映画や演劇、舞台などを見て新しい刺激を取り入れることも必要です。

深く潜ろうとしている新海監督に期待し、2019年以降に発表される作品を待ちたいと思います。

今はまだ発売しているこのビジュアルガイドも、
今年は買えなくなる可能性大です。

新海監督やスタッフ、声優さんたちが何を考えて作っていたのかがわかりますよ。