【買いました】青の祓魔師19巻の感想 圧倒される内容の濃さで読み応え面白さ十分でした♪
青の祓魔師19巻が発売されました！
いやあ～今回も内容が濃すぎてシビれました。
すごい充実していました。
話の流れはルーイン・ライトこと”ライトニング”が、勝呂と一緒に裏の秘密を調査する内容となっています。
これが本当に濃くて、絵のひとつひとつに意味があり、単行本によってはじめて明かされた内容もすでに絵として説明されているのがわかるんです。
フフ、何を言っているかわかりませんよね・・・・。
ライトニングと勝呂が調査した内容とは？
ライトニングと勝呂は、他のキャラクターでは追求できない部分をどんどん暴いていきます。それは、ライトニングの無謀さと、勝呂の探究心によるものでしょう。
実際調査した内容は下記になります。
・十三號セクションとは？
・祓魔塾の裏の姿
・憑依体の謎
・サタンの出生について
・真実？を語るメフィスト
・八猴王の会議内容
・パラディンの出生の秘密
もうね、ネタバレになるので細かくは書けませんが、
コレ以上の内容が詰め込まれているんですよっ！！
加藤先生も担当の林さんも福嶋さんもかなり、打ち合わせをしたのではないでしょうか？
これだけの内容を描ききるのは、綿密な話し合いが必要ですよ。
それとも加藤先生だけで考たのかな・・・・。
どちらにしても濃すぎる内容だったのですが、
気になることがありました。
ライトニングの隠された本心
16巻でライトニングは、勝呂にこう述べています。
『僕に壮大な夢や野望はない。特別悲しい過去も 復讐すべき敵もいないんだ』
確かにそうなのでしょう。
ただ僕は、強い想いはあるはずだと思っていました。
何もない人間が、あそこまで追求出来るわけがないからです。
仕事でも使命でも、責任でもなく、夢や野望でもない。
そして復讐でもない。
『僕はこの世界が好きだ。それだけなんだよ』
それだけと言いますが、「それ」が何よりも重要なことだったのです。
これが19巻で明らかになります。
しえみの母がしえみに反対した真実とは？
今回は、ライトニングと勝呂の探偵話だけでなく、しえみの生活も変わっていきます。
しえみがすべきこと、しなくてはいけないこと。
それを覚悟を決めることになるのです。
反対していと書きましたが、実際は反対なんてしていませんでした。
しえみの母もしえみの意見を尊重し、しえみ自身に決めさせていました。
マンガだとこのような場面は出てきますが、本当の親子関係となった場合にできるものなのか。
僕自身子供にそう対応できるのか全くわかりません。
当初のしえみからすると痩せてかわいくなっていますが、
しえみは、祓魔師以上の大きな仕事が待っているようです。
その答えはヒントとして絵にもいくつか描かれていますが、
僕は19巻おまけ付録の扉絵にあると思っています。
これが、しえみが進むべき道なのだと覚悟を決めた決定打だと思うのです。
語りが多かったメフィストの真意とは？
今回メフィストは実に言葉が多かったです。
しかもそれは欺くための言葉ではなく、真実を語っていたはずです。
どうしてここまでライトニングと勝呂にするのか？
本当に最高のキャラクターとして存在していますよね。
そして注目すべき点は表紙にもあります。
一番最初に載せた画像をみて頂きたいのですが、今回の表紙は「メフィスト」です。
自慢のハット（帽子）から、蛇や蛙、蟲を召喚しています。
メフィストと言えば、ゲームやオタクキャラであるべきです。
それが今回はおぞましい生き物をまとっています。
悪魔感を出している意味もありますが、実は協力している王が関係しているのではないでしょうか？
それが今回表紙カバーを取った絵にヒントがあります。
ひとつめは表側。
ふたつめは裏側に。
詳しくは19巻を購入して
ぜひ自分の目で見て頂きたいのですが、ここの図を見てからあらためて19巻の内容を見直すと色々なことがわかります。
あ～そうなのか！！・・・と。
ですがメフィストの真意は、まだ何もわからないんですよね。
