新海監督「君の名は。」Febri(フェブリ)巻頭特集の感想 劇場公開直後の監督やスタッフの想いがわかる!
Febri「君の名は。」巻頭特集を買いました。
おいおい、また新海監督の特集本を買ったのか?
そう思っていますか?
はい、買ってしまいました(笑)
この本ちょっと立ち読みして、その内容の濃さに驚いたのが買った理由のひとつです。
あらゆる新海監督「君の名は。」特集本の中で、一番早く買えなくなるであろう本がこのFebriだと思います。
君の名は。ではたくさんの本が発売されています。
すべての本が本当に濃い情報が載っています。
Febriは公開直後の監督スタッフの言葉が載っている
Febriは公開直後のまだ頭の中にある想いが整っていない、生々しい言葉がそのまま載っているんですね。
あまり雑誌には登場していない、川村元気プロデューサーの言葉ものっています。
読んでいると新海監督は、本当に色々な人とつながっていますよね。
僕らももちろんたくさんの人とつながっていて、仕事をしたり、遊んだり、人生の同じ時間を共有しています。
ですが、新海監督は良い意味で人たらしの部分があると思うのです。
アニメ監督として才能があるのはもちろんですが、作る作品に対する想いの強さと、精神性が人を虜(とりこ)にするのです。
その結果が111億円の興行収入につながっていると言って良いでしょう。
新海監督へのインタビューは、全5ページ。文字が小さいのでボリュームはたっぷりです(上記画像参照)
実に細かく、実に膨大な量で「君の名は。」という作品を語っています。
写真を見るだけで、読み応えあるのがわかりますよね。
ただ先ほども言いましたが、公式ビジュアルガイドやMdN、EYESCREAMと比べても売り切れてしまい買えなくなるのは一番早いのは間違いないと思います。
すでにFebriは次の号が発売されていますので。
美術監督の丹治匠さんのインタビューも豊富
新監督とずっと一緒に仕事をしているのが丹治さんですが、圧倒的な美術背景の肝の部分を作っています。
ここまで美術背景にこだわって作るアニメもないですよね。
どんな意味を持って描いているのかを垣間見ることができるのは、本当に貴重です。
アニメ評論家の藤津亮太さん、ライターの上田繭子さんの寄稿も載っています。
また、今まで作ってきた劇場作品、CMについて説明と新海監督自身が振り返ったコラムもあります。
公開直後の貴重な意見を読める貴重な特集本であることは間違いありません。
残りは少なくなっているので、読んでみたい方は早めの購入をオススメします。